7月の活動

7月12日(日)
 糸島農業高校へ伺い、練習試合を行いました。先週、一年生のユニフォーム類が届き、全員で試合用のユニフォームを着用した初めての練習試合ということで、非常に楽しみにしていました。
 学校出発は7時だったのですが、マネージャーはそれよりもかなり早い時間に学校に来ていたようです。今回だけでなく、遠征の際にはいつもマネージャーは集合時間より早く来て、ドリンクやアイシング用の氷、スコアや道具の準備など、非常に良く動いてくれます。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。この3年生マネージャー3名の仕事ぶりが、1年生マネージャーに引き継がれていくことを願っています。選手も久しぶりの遠征ということで、3年生中心に準備を進め、1年生にも準備や流れなどを伝えていました。次の遠征は夏の大会です。ミスがないように準備して欲しいと思います。
 バスは、通常であれば小型か中型を利用するのですが、今回はバス会社に大型を手配していただき、少しでも人と人の距離を保つようにして、細心の注意を払いました。運転手の方にもご配慮いただき、様々な方のおかげでこの遠征が実施できると感じました。感謝しております。
 糸島農業高校へ到着すると、グラウンド状況は問題ありませんでしたが、小雨が降っている状況でした。天気予報では、強くなることはなさそうでしたので、なんとか二試合できたら良いと思っていました。しかし、時間が経つにつれ雨脚が強まったため、試合開始を30分早めて9時試合開始としました。
 先発は、田中君で、神薗君とのバッテリーで臨みました。先頭打者こそ四球で出塁を許しますが、後続にヒットを許さず無失点で初回を終えました。本校の裏の攻撃では、渡邉君の四球と平島君の送りバントで作ったチャンスで髙倉君がセンター前にタイムリーヒットを放ち、1点を先制します。私は、髙倉君のタイムリーヒット自体も素晴らしかったですが、それよりもセンターのバックホームの間に2塁まで到達した状況判断に感心しました。テスト期間でかなり実戦から遠ざかっていたのにもかかわらず、素晴らしい走塁でした。その後は、雨脚がさらに強まり、守備の乱れもあり、田中君は5回までに1イニングに1点ずつ取られてしまい、4失点でした。雨はかなり強かったですが、コントロールが大きく乱れることなく投げ切ってくれました。内野では、送球のミスこそありましたが、ダブルプレーを完成させるなど、全体的には安定していました。昨年の経験から、雨の際の内野守備には送球、捕球共にコツがあることを3年生は知っています。夏の大会は人工芝のグラウンドで開催されるので、多少の雨天では試合があります。それも見越して、もう一度コツを思い出して欲しいと思います。2回以降の攻撃は、相手投手もコントロールを乱し、四死球でランナーを貯める展開でした。押し出しや、タイムリーもあり、5回までで6点を獲りました。5回終了後、グラウンドコンディションが悪く、天候回復も見込めなかったので、6-4で降雨コールドゲームとしました。この試合は、1年生3名が試合に出場しましたが、出場していない3年生がベンチワークに懸命に動いてくれました。イニングの合間には、横山君や髙岩君がポジショニングや指示の確認、林田君がバッターに狙い球の指示をしているところが見られました。いつも試合に出場しているだけに、自分が出場していない試合をベンチから見るのは新鮮だったのではないでしょうか。良い経験にしてくれると思います。
 久しぶりの練習試合ということで、非常に楽しみにしていましたが、1試合5イニングのみという結果になってしまいました。次週の練習試合が3年生にとっては最後の練習試合です。天候が心配ですが、試合ができることを祈っています・・・

手島